常温の食品を販売されている当クライアント様は、ECの一部出荷を弊社へ委託いただいており、残りのECと卸の出荷は自社倉庫でコーリングWMSを使用しておられます。

ここ数年のコロナ期間を経て、卸のみを扱っていた倉庫会社がECに参入するケースが増えています。
また、卸だけだったクライアント様が自社ECを始めたい。といったご相談も多く寄せられます。

卸とECの物流には大きく違いがあり、出荷作業だけでなく、在庫管理や作業スケジュールの組み方にもそれぞれの経験や知識が大きく影響します。
EC(BtoC)の出荷はエンドユーザーに直接商品をお届けすることから、商品や配送に不具合や間違いがあると即クレームにつながってしまい、商品やブランドの信用毀損に直結する恐れがあるため、ミスの起きない仕組み化、システムや運用フローがとても重要です。

コーリングでは、自社開発のWMSレンタルを行っています。
クライアント様の運用に必要な機能カスタマイズや他システムとの自動連携などに加え、WMSを使用される現場側の運用構築や改善等も対応しています。

今回のクライアント様の取り扱い商材は、食品では一般的な賞味期限管理と先入先出の他に、単品販売と箱販売のどちらもあり、また入荷から出荷までのターンが大変短く、新しいSKUが頻繁に発生するという特徴がありました。
そのため、卸の倉庫では今までなかった運用について、WMSの使い方からロケーションの持たせ方まで、新しく構築し現場へ落とし込みました。

現在では問題なく二拠点出荷ができており、また導入後のフォロー体制にもご満足いただいております。

コーリングのWMS導入は、クライアント様のご協力も勿論必要ですが、なるべく負担をかけないようコーリングが率先してシステム稼働までご案内、ご提案いたします。
デモ環境やマニュアルなどもご用意しており、実際に運用される現場のご理解の手助けを第一に考え、導入後も万全のフォロー体制を敷いております。

ご興味がございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。